― 芸術と科学のハーモニーを奏でる「創造の丘」武豊町民会館 ―

ゆめたろうプラザ

芸術と科学のハーモニーを奏でる「創造の丘」

ゆめたろうプラザ

2026年 2月号「ネーミングライツをジャッジメント」

籾山 勝人

2003年に東京スタジアムが公共施設で初めて命名権(ネーミングライツ)を導入し、「Ajinomoto Stadium(味の素スタジアム)」という名称になりました。

施設(行政等)の資金調達が導入の一番の理由と考えられます。自治体に命名権料が入り、その一部を運営予算にしている劇場もあります。

中には命名権料年間1億円を50年間契約で劇場運営費に充てている劇場もあります。また、企業等とのマッチングで公共施設のネームバリューが上がる効果もあるようです。その一方で、ネーミングが数年ごとに変わり利用者を戸惑わせている劇場もあります。また、その施設の場所や私立か公立か名称によっては分からないネーミングの施設もあります。

企業名等を合わせ会館名にしたネーミングライツ劇場を列挙しました。

①バロー文化ホール ②名古屋文理大学文化フォーラム ③扶桑電通なぎさホール ④ほくしか鹿鳴ホール ⑤メモリーとんがったスタイル文化ホール ⑥にししん文化会館 茶々っとホール ⑦高正U&Iセンターホール ⑧信州の幸あんずホール ⑨Home&nicoホール ⑩ミズウェルビーホール

皆さんはどこの地域(自治体)の劇場かわかりますか?(答えは最後に)

ネーミングといえば、当劇場が支援する町民劇団があります。

武豊町民劇団TAKE TO YOU。テイクトゥユーと呼びます。ローマ字読みで「たけとよ」とも読めます。うまいネーミングと感心します。

「Take to you テイクトゥユー」とは、劇場や演劇の世界にあなたをお連れしますといった意味が込められています。

そして、武豊町民会館の愛称は「ゆめたろうプラザ」。略称し「ゆめプラ」と呼ばれることが多いようですが、22年前の開館時に町民の皆さんからの公募、約300点の中から選ばれた愛称です。浦島太郎伝説が残る武豊町ならではの愛称です。因みに武豊町のマスコットキャラクターは「みそたろう」。こちらは醸造の町ならではの愛称です。

愛称が浸透するとは、イコール劇場や地域の知名度が上がりより愛着が湧くというもの。愛着はアタッチメント、人と劇場を繋ぐためのネーミング。世間からネーミングをジャッジメントされるので大切にしたいものです。

下記は先述のネーミング劇場が所存する各自治体です。

①岐阜県多治見市 ②愛知県稲沢市 ③兵庫県相生市 ④秋田県大館市 ⑤愛知県東浦町 ⑥愛知県西尾市 ⑦茨城県鹿嶋市 ⑧長野県千曲市 ⑨愛知県江南市 ⑩佐賀県佐賀市

武豊町民劇団TAKE TO YOU 2025年度定期公演「After Judgement~地獄の閻魔帳」
ゆめたろうプラザ輝きホール 2月7日~8日

*どのようなジャッジメントが行われるのか?ぜひ劇場に足をお運びください。

写真1.マスコットキャラクターみそたろう

2.町民劇団の過去写真