現代アートの鑑賞事業 藤本直明展 Immersive Shadows 2
終了しました
現代アートの鑑賞事業 藤本直明展 Immersive Shadows 2
- 開催日
- :
- 開催時間
- : 10:00~19:00
- 会場
- : ギャラリー
- 費用
- : 無料
- 内容
- :
Immersive Shadow:Bubbles (イマーシブシャドウ:バブルズ)
壁に映し出されたみなさんの影で映像の中のボールを軽々と弾くことができる、そんなインタラクティブアート作品です。
ボールのようでボールでは無く、風船のようで風船ともちょっと違う、そんな独特の動きを表現しようとしています。《Immersive Shadow》シリーズは、巨大な映像に対して体験者の影が没入することで得られる身体感覚の増幅を表現しています。このバージョン“Bubbles”では、微分幾何学を用いて弾力のあるカラフルな泡のような表現を試みています。
Sound: Katsuhiro Chiba
黒い魚たち
床面に投影された映像の中では、たくさんの黒い魚たちが泳いでいて、まるで光と影でできた小さな池のようです。その上を歩くと魚たちが集まってきます。魚を追いかけたり、追いかけられたり、一緒に歩いたり踊ったりしてみてください。魚の動きは、本物の魚を観察して、それを数式やプログラムで再現することで作りだしています。
作家:藤本直明
美術家。自然現象の物理モデルを基に独自のモデルを構築し、体験型作品の制作などを行う。数学や物理学による科学的探究と芸術的創造性を融合し、独自の体験性を与える表現を追求している。代表作の《Immersive Shadow》シリーズは、国内外の美術館や建築物へのプロジェクションマッピングなどで80回以上の展示実績を持つ。他の作品として、《覗かれ穴》《衝突と散乱》《新しい過去》《黒い魚たち》など。東京工業大学理学部物理学科卒業。東京工芸大学インタラクティブメディア学科 非常勤講師。