― 芸術と科学のハーモニーを奏でる「創造の丘」武豊町民会館 ―

ゆめたろうプラザ

芸術と科学のハーモニーを奏でる「創造の丘」

ゆめたろうプラザ

2021年 4月号 「コロナ禍の中での地域の文化活動」

今月24日にゆめプラメイト総会が行われました。ゆめプラメイトは武豊町民会館で開催される文化体験事業・文化創造事業・交流協働事業の鑑賞事業や芸術と科学のハーモニー事業への参加の機会を通じて、文化芸術の向上を図る目的で設置され、会館事業の運営に大きな支えとなっています。

昨年度はコロナ禍の影響で総会・アトラクションが中止となり、5月以降の事業の多くが中止となりました。今年度は4月25日から3度目の緊急事態宣言が発出され、まん延防止等重点措置が取られる中での総会・アトラクションとなりました。

本館では、さまざまな感染予防対策に取り組み、観客を定員の50%に制限して事業を実施しています。文化芸術活動が制限される中、新しい取り組みが行われるようになっています。無観客や制限された観客を入場させ、オンラインで同時配信の取り組みが行われています。地域住民による参加型事業など、コロナ禍での可能性を探ることが行われているように感じています。

4月4日岐阜県高山市にある飛騨・世界生活文化センターで行われるミュージカル公演を鑑賞してきました。高山市とは名古屋芸術大学が連携協定を締結してから、市内の子どもたちの舞台芸術への取り組みをサポートしてきました。12年目となる今年度は、子どもたちだけで公演ができるまでに成長し、演奏も市民吹奏楽団が担う内容となっていました。
19日に名古屋市守山区にある小幡緑地公園に設置される「オバッタベッタ」のオープニングセレモニーに参加しました。この施設は愛知県が県営都市公園の魅力向上を図るため、Park-PFI制度を活用した新たな公園施設の設置及び管理運営を進める事業として取り組んでいるものです。
中部土木と岩間造園グループを代表構成員として、愛知県が発注者となり公共事業として行うことになっています。公園内にはバーベキューサイトや宿泊が可能なキャンプサイトもオープンすることになっていますが、名古屋芸術大学のデザイン領域スーペースデザインコース担当者が協力することになっています。

21日に「岩倉市まちづくり文化振興事業審査会」に出席しました。文化によるまちづくりの振興に関する事業に助成を行うための制度で、2年ぶりに市民からの応募があり開催されました。地域住民が活躍できる企画提案があり、採択実施されることを願っています。
ストリートピアノに関わる企画があり、大学との関りでピアノに絵を描く取り組みが進行しています。名古屋市とNEXCO中日本と連携した事業について、お披露目が終了してから紹介を考えています。